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無観客のカラオケ大会      鳥取県大衆音楽協会

2020年6月14日

 社会福祉チャリティー・第56回鳥取県大衆音楽祭(鳥取県社会福祉協議会など後援)が6月14日、鳥取市の文化ホールであり、平田美貴さん(北栄町)が県知事賞に輝きました。コロナウイルス感染予防のため、大会初の無観客で行われましたが、出場者は押さえていた歌心を思い切り発散させ、心地よさそうでした。
 今年の音楽祭はコロナ禍のため、異例づくめでした。全国大会の日本大衆音楽祭(10月18日・東京)の県予選を兼ねているため、なかなか開催可否が決まらず、大会事務局は出場者を絞り込んで準備を進めてきました。結局、大会直前になって全国大会の中止通知があり、やむなく前代未聞の無観客大会になってしまいました。
 ホール玄関には入場お断りの張り紙。選ばれて出場したのは約90人。いつもの3割減。「マスクは歌う時しか外さない」徹底ぶりで、500ある座席は出場者が間隔をあけて座り、歌仲間を拍手で応援しました。
 審査したのは日本大衆音楽協会副理事長の西谷勝歳さんなど。「歌は自分の健康のため、カラオケはヒトの幸せを願って歌う」という西谷さんは、「コロナ禍のためカラオケルームやスナックなどは休業が続き、歌いたくても歌えない状態だっただけに、ステージに立つみなさんは心地よさそうでした」と講評していました。
 ゲストには安来市出身のシンガーソングライター・HANZOさんが招かれ、出場者から集めたチャリティー募金は、西谷会長と事務局長の岡部和子さんが鳥取県共同募金会に届けました。
 大会の主な受賞者は次のみなさんです(敬称略)。
 県知事賞=平田美貴(北栄町)▽鳥取市長賞=井上朱美(米子市)▽鳥取市教育長賞=山田美智代(米子市)▽県大衆音楽協会長賞=前川寿賀子(関金町)▽県教育長賞=北尾菜々花(鳥取市)▽新日本海新聞社賞=北尾述子(鳥取市)▽県共同募金会長賞=岡田環(米子市)▽県社会福祉協議会長賞=伊井野寿和(鳥取市)▽日本海ケーブルネットワーク賞=山下俊徳(鳥取市)▽第一興商賞=浅田忠弘(鳥取市)▽県議会議長賞=末吉敏彦(米子市)▽日本海テレビ賞=杉谷和信(米子市)

鳥取県知事賞の平田美貴さん

鳥取県社会福祉協議会長賞の伊井野寿和さん

県共同募金会にチャリテイー募金を届けた西谷さんと岡部さん

玄関に張り出された無観客開催の案内

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