とっとりいきいきシニアバンク「生涯現役」
0857-59-6336
お問合せ お気に入り

HOME活動紹介

奉納吟詠60年         吟道翔風流日本吟翔会

2020年2月04日

 吟道翔風流日本吟翔会(佐藤翔風会長)は2月4日、鳥取市の宇倍神社を参拝し、「賽(さいす) 宇倍神社」を奉納吟詠しました。新春奉吟60周年を記念したもので、一門の70人が高吟し、吟道の発展、振興を誓い合いました。
 翔風流日本吟翔会は昭和28年の結成です。宗家は佐藤翔風さん。現在2代目です。会員は230人、県東部を中心に琴浦・湯梨浜町などに支部が広がっており、鳥取湖陵高校吟詠剣詩舞部など若手の育成や荒木又右衛門の顕彰などに励んでいます。  
 日本吟翔会は毎年、1月2日午前10時に因幡一ノ宮・宇倍神社を参拝し、新春奉吟を続けています。今年で60年になりました。これを記念して、一門で初代宗家作の漢詩「賽  宇倍神社」を奉納することにしたものです。
 「賽  宇倍神社」は景行天皇いらい5朝に仕え、日本初の大臣として日本の統一に尽くした祭神・武内宿祢命をたたえる漢詩です。
 宇倍祇堂坐浄晨
 高吟聖訓祓氛塵
 長髯三百六充歳
 宿祢雄魂万世神
 「天地の神にぞ祈る朝なぎの 海のごとくに波立たぬ世を」(昭和天皇の御製)。佐藤宗家会長の吟詠に続いて、一門そろって厳かに「賽  宇倍神社」を高吟しました。宇倍神社祢宜の金田祐季さんは「人の敬いによって神様のご加護をいただけます。みなさまの会が100年、200年と続きますよう祈っています」と一門の活躍、発展を祈念しました。
 奉吟を前に佐藤宗家会長はじめ、創立メンバーの清水翔鳳大師範、春菜翔桂副会長、山本清教相談役は、写真集「吟道60周年のあゆみ」をはさんで金田祢宜と歓談し、昔話に花を咲かせました。

吟道翔風流日本吟翔会のみなさん

写真集「吟道60周年のあゆみ」(平成26年発行)を見ながら思い出を語り合う(左端が佐藤宗家会長)

初の新春奉吟の様子(1960年、金田泰雄・先代宮司)

一覧に戻る