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大凧・連凧、青空に舞う            米子福生凧の会

2019年11月17日

 米子福生大凧揚げ大会が11月17日、米子市の日野川運動公園(河川敷)であり、ちびっ子からお年寄りまで300人余りが大凧、連凧揚げに挑戦しました。
 米子福生凧の会(安井賢会長、35人)などでつくる実行委員会の主催。福生公民館の記念事業に大凧づくりを思い立ち、地域内の日野川河川敷という地の利を得て、平成20年から始めた大会です。今回で12回目になりました。
 今年は企業凧が10個、福生東小学校や自治会など団体凧が12個、合わせて22個の大凧・連凧が勢ぞろいしました。
この日は快晴ながら、微風の悪コンデイション。なかなか凧が揚がらず、関係者をやきもきさせましたが、風を待って連凧(100枚)が3本揚がるのを合図に、自治会などの2畳凧、凧の大きさを競う企業凧が続きました。
 太鼓をたたいて景気づけるのは安井会長。「遊び心が凧揚げの原動力。風に向かって走らないと、凧は揚がりません。凧はバランスが大事。作るときから全て体験学習です」。米子福生凧の会は夏休みなどに学校に出かけて凧づくりを指導しているほか、企業や団体の凧づくり、凧揚げを支援しています。「ダラズをもっとつくって、大凧揚げが続くよう、がんばりたい」と安井会長は続けました。
 メーンイベントは40畳の大凧揚げです。縦9m、横7.5m、重さ90kg。尾の長さは100m。風速15mないと揚がらないそうですが、この日は10m前後。およそ50人が力を合わせて、小走りに引っ張り揚げると、上空70mまで舞い上がり、マンタのようにゆらゆらと、どっしりと泳ぎ、会場から大きな拍手が起こりました。
 大凧づくりを指導する星野章作さんによると、空っ風が吹く関東には100畳を超す大凧があるものの、風が舞う山陰は40畳でも揚げるのが難しいそうです。
 適地が限られる大凧揚げ。夏の花火大会に匹敵する初冬のイベントとして続いてほしいものです。

「揚がれ、揚がれ、もっと揚がれ」。太鼓を打ち鳴らす安井会長

大空を舞う40畳の大凧

スタンバイする畳10畳の大凧

連凧揚がったゾ~

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