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一緒に楽しみませんか       鳥取山草同好会

2019年7月06日

 鳥取山草同好会(田中則夫会長)の納涼山野草展が7月4日から6日まで、鳥取市のパレットとっとりであり、たくさんの市民でにぎわいました。最終日の6日には苔玉づくりの講習会もありました。
 山野草を楽しむ鳥取山草同好会は昭和53年にできました。41年の歴史を誇ります。現在、会員は27人。毎月の定例会で山野草の栽培方法を勉強したり、増やした苗の分譲などを行っているほか、芽吹きの春・緑増す夏・紅葉の秋には展示会を開いています。
 田中会長によると、団塊の世代を境に山や川で遊んだ人が減り、それに連れて山野草への関心が薄れ、各地の山野草会は会員の高齢化もあって消えつつあるそうです。鳥取山草同好会もかつては40人ほどの会員がいたといいます。いま同好の仲間を募っています。ご連絡は田中会長(携帯電話090-9418-9877)へ。
 さて、今回の納涼山野草展には12人が自慢の100鉢を出展しました。いずれも家庭の庭で大切に育てられたものです。トクダアシやフウチソウなどにピンクの小花、カキランやクサレダマなどに黄色い小花がそれぞれ混ざり込み、涼しさを感じさせてくれる作品ばかりです。草も花も主張しあわず、引き立てあっているのが印象的です。田中会長は「山野草もいけばなと同じで、展示盆も含めて調和が最も大切です」と解説していました。
 苔玉づくり講習会も盛況でした。定員20人のところへ24人が参加し、田中会長の指導と同好会員のお手伝いで1時間で仕上げました。田中会長によると、ほとんどの材料は「100円ショップ」でそろえられ、苔は雑木林の倒木や道路べりの日陰などから手に入るそうです。肝心なのは苔玉管理。水浸しは厳禁で、風通しの良い湿度がある場所が最適といいます。
緑増す苔玉は涼を呼びます。お庭にひとついかがですか。

鳥取山草同好会の田中会長

苔玉づくり講習会

鳥取山草同好会の田中会長

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