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いわみセンスアップ大学      岩室久美子さん・中川信江さんなど

2019年5月22日

 岩美町中央公民館の令和元年度の高齢者大学「センスアップ大学」が5月22日開講。90人が12月まで学習や仲間づくりに励みます。
 開講式は中央公民館が建設中とあって町役場であり、シニアバンク登録の終活ライフケアプランナーの岩室久美子さんが「人生100年ほがらかに軽やかに」と題して記念講演し、シニアがすてきに暮らすための作法を説きました。講演の前には手遊びも楽しみました。
 岩室さんは健康寿命を延ばすポイントは①社会参加②食③身体活動―の3つあるとし、公民館活動やボランテイアなどに参加して仲間づくりを楽しむとともに、食事は栄養バランスを考え、ひとりだから茶漬けでよいとか、きのうの残りでよいなど個食や欠食に陥らないように、運動もいきなりプレーではなく、筋肉を育てながら行いましょうと注意しました。
 また、すてきに暮らすために自助・共助・公助に関心を寄せ、やりたいことや目標を設けて実行することを提案。例えば、7月から朝のラジオ体操を始める▽8月には暑中見舞いを書き、浴衣を着て出かける▽9月には地域の行事に積極的に参加し、健康診断を受ける―など月別メニューをつくれば、脳は活性化すると勧めました。
 センスアップ大学にはクラブ活動もあり、今年は軽スポーツ、カラオケなど7つのクラブが活動を開始しました。このうち、シニアバンク登録の山下眞一郎さんが手品、中川信江さんが民踊、佐々木洋一さんがハーモニカを指導しています。山下さんは「ステージ芸を伝えたい」、中川さんは「長崎盆踊りや里の秋などを踊れるように」、佐々木さんは「郷土の音楽家が作った大黒様や金太郎、ふるさとなどに励みたい」。それぞれ目標を掲げ、12月の成果発表会を目指します。
 民踊クラブのスタートをのぞきました。クラブ員は13人。手始めに橋幸夫さんが歌う「2020音頭(来たれ!希望の新時代)」に合わせて輪踊り。「世界はますますグローバル」「今こそ互いにリスペクト」などの名調子に乗って、元気よく踊りました。クラブ長の向家君子さんは「みんなで楽しく踊っていきます」と張り切っていました。

岩室久美子さん

輪になって踊る民踊クラブのみなさん

いわみセンスアップ大学恒例の銭太鼓体操

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