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若いもんには負けん!         港ベンチャーズほか

2019年5月19日

 第18回ベンチャーズファンカーニバルが5月19日、境港市のSANKO夢みなとタワーであり、県内外からベンチャーズバンドが集まり、延べ400人が心ゆくまで〝テケテケ〟を楽しみました。
 日本にエレキブームを起こしたベンチャーズを愛する人たちのコンサート。その輪を広げるため、2002年から毎年続いています。主催者・港ベンチャーズの遠藤辰雄代表によると、最初は6バンドからのスタートだったそうです。近年は20バンド近くが参加し、超過密の運営だったといいます。
 今回は山陰両県はじめ、兵庫・岡山・京都から13バンドが出演。それぞれ30分ずつバンドの技量やチームワークを披露しました。参加バンドが減ったといえ、朝10時から夕方6時まで、延々8時間。頭に白いものが目立つ来場者は、会場に用意されたバザーで飲食しながら、〝青春サウンド〟に浸っていました。
 港ベンチャーズなどシニアバンクに登録する団体も多く出演しました。因幡~ずの兄弟バンド・平家ベンチャーズは、全国平家会を応援するバンドで毎年、八頭郡若桜町落折である経盛祭を〝テケテケ〟サウンドで盛り上げています。山口亨代表は「若いもんには負けん!」とドラムをたたいていました。
 カーニバルはベンチャーズばかりではありません。フォーク、ポップス、グループサウンドなど懐かしの音楽もあり、シニアには楽しいひと時です。ショウケンやスパイダースなどの楽曲に会場は盛り上がりました。
 圧巻だったのは琴浦町のブルースネークと共演した豊岡市の寺内組。ギタリスト・寺内たけしばりの演奏で「ノーエ節」や「運命」、風の音をエレキで表現する「ブルースター」など高度な技を披露していました。

港ベンチャーズ

港ベンチャーズの遠藤辰雄代表

にぎわうベンチャーズカーニバル

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