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夫婦円満が健康寿命を延ばす       塩宏さん

2019年5月11日

 鳥取県漁協女性部連絡協議会(下根鈴江会長)の研修会が5月11日、鳥取市のとりぎん文化会館であり、鳥取赤十字病院健診部医師の塩宏さんが、「健康に生きていくために」と題し、講演しました。約30人が聴講し、塩さんの軽妙なトークに笑いが絶えませんでした。
 塩さんによると、鳥取県は全国平均に比べて、塩分の摂取量や飲酒・喫煙率が高く、併せて野菜の摂取量や1日の歩数も少ないそうで、そのことが男子の糖尿病死亡率全国1位、がん死亡率全国3位につながっているとそうです。健康で長生きするためには、普段の食生活や運動など生活習慣を見直すことが大切と指摘しました。
 食べものについては、和食が一番栄養バランスがよく、魚介類や納豆、海藻など低カロリーで低脂肪の食材が健康に良いそうです。また、運動は足を丈夫にすることが大事で、スクワットやウオーキングを無理のない程度に毎日続け、貯金ならぬ〝貯筋〟をしましょうと呼びかけました。
 こうした生活習慣を見直し、続けていくためには、ともに支え合うパートナーとして、夫婦円満であることが一番大事だと強調。そのためにも、互いに相手のことを思いやり、感謝の気持ちを忘れず、協力し合あって、健康で長生きしましょうと締めくくりました。
 

塩宏さん

鳥取県漁協女性部連絡協議会研修会

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