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音楽が響くやまさと     山郷ミュージックビレッジ・田中みつとしとその仲間たち

2019年4月20日

 智頭町の志戸坂峠の近く、国道373号沿いの「R373やまさと」で4月20日、山郷ミュージックビレッジの音楽ライブがあり、およそ50人が哀愁のトランペット奏者・田中みつとしさんとその仲間たちの演奏を楽しみました。
 「R373やまさと」は平成24年に閉校になった旧山郷小学校を活用した複合施設。地区公民館や誘致企業のほか、地元住民による農家レストラン、菓子工房、木の工房などが入り、近く民宿も開業する運びです。智頭杉をふんだんに使った建物で、冷暖房完備の多目的ホールや図書室、会議室などを備えてコンサートや研修会などに貸し出しています。
 山郷ミュージックビレッジは平成25年の誕生。世話人の葉狩健一さんによると、小学校の統廃合で沈むことなく、音楽が響くやまさとにしたくて仲間とともに結成したそうで、多目的ホールや近くのソバ店「みちくさの駅」などでジャズコンサートを重ねてきました。今回の音楽ライブは7回目。北栄町の道の駅などで活動しているトランぺッターの田中みつとしさんとその仲間たちを招きました。
 田中さんはトランペットの詩人といわれた故ニニ・ロッソの指導を受け、国内外で活躍。「にっぽんの詩」「漁火のトランペット」「そよかぜのトランペット」などのアルバムのほか、帰郷後は北栄町の町歌や音頭などをつくっています。
 「R373やまさと」ではエレクトーンの干村ひろこさん(米子市)とともに、「慕情」「中国地方の子守歌」「砂に書いたラブレター」など、アンコール曲を含めて14曲を披露。テレビドラマの主題歌「野に咲く花のように」では仲間のひとり、大道具の隠樹肇さん(米子市)のリードで、会場はハミングで包まれました。葉狩さんは「見事な演奏で、みんなに喜んでいただき良かったです」と満足そうでした。

田中みつとしさんと干村ひろこさん

「音楽響くやまさと」にと語る葉狩健一さん

トランペットとエレクトーンのデュオライブ(R373やまさとのホール)

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