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お化粧でルンルン          岸本美代子さん

2019年3月14日

 鳥取市の障がい者支援施設・白兎はまなす園(杉岡淳一園長)で3月14日、化粧と身だしなみ講習があり、シニアバンク登録の岸本美代子さんが「化粧をすれば、心も体も元気になり、表情が美しくなります」と、入所者に美しくなるコツを伝えました。
 白兎はまなす園は心などに障がいがある人の入所・通所の授産施設で、菓子やケーキなどの製造販売や軽作業受託などを行っています。日ごろ社会との交流が少ないことから、入所者のマナー講習を開いており、今回は化粧と身だしなみをテーマに智頭町の家庭教育支援員で元美容師の岸本さんを講師に招きました。20~70代の8人が受講しました。
 岸本さんは「朝、顔を洗って20分後、顔が突っ張るか、しっとりしているかチェックしましょう」、「顔のシワやシミは栄養や水分やコラーゲンなどに左右されるので、化粧品が必要になってきます」、「鏡で自分の好きな顔を覚えておきましょう」、「気分や筋肉が緩むと、すぐ二重あごになってしまいます。ペットボトルをくわえて持ち上げる練習をしましょう」など、化粧の前の心構えを説きました。
 いよいよ実習です。受講者は化粧水、乳液、下地クリーム、パウダー、まゆ墨、アイシャドー、ほお紅、口紅の順に化粧していきます。岸本さんは一人ひとりをチェックしながら、「まゆ山は小鼻と黒目の延長線上がベストです」、「口紅の色は年相応のものを選びましょう」などとアドバイス。あちこちで「キレイキレイ」、「上手上手」と歓声が上がっていました。
 化粧の後、受講者はブラッシングで髪を整え、美容室並みのマッサージ方法も学びました。「先生、楽しかったです。きょう一日、化粧したままで仕事をがんばります」。お礼と感謝の言葉が続きました。

 ※写真上:岸本美代子さん

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