2019年2月22日

　湯梨浜町社会福祉協議会（山田一男会長）は２月２２日、ハワイアロハホールで「ふれあい・いきいきサロン世話人交流研修会」を開き、県東部で活躍する認知症予防集団「のばなの会」から心と体の健康について学びました。
　町社協によると、町内のサロンは７１カ所あるそうで、若い人の参加が増えて多世代交流の場になっているといいます。研修会にはサロンの運営に励む地区長、公民館長、民生児童委員、福祉推進員、サロン世話人など５３人が集まり、経験を交流しました。
　ゲストに招かれたのは、老人会や介護施設などで慰問活動をしている「のばなの会」（荻原元春代表）。萩原代表は鳥取市面影1丁目のサロン活動「笹百合会」の活動を紹介。「家にこもらず、仲間を広げることで、話題や活動の輪が広がり、地域が元気になっていきます。他人の悪口は言わない、楽しくやるのがサロン活動の秘訣です」と報告していました。荻原代表はフォークソングクラブTOTTORIの初代リーダー。得意のフォークソングも披露しました。
　また、のばなの会のリフレクソロジスト(足裏マッサージ)で介護予防指導士の岩村啓朗さんが、イスに座ったままできる「寝たきりにならない、転ばない」ストレッチ体操を指導。「猫背を防ぎ、筋肉トレーニングで血流をよくすることが大切。若返ります」と励まし、ストレッチ体操のサロン活動への導入を勧めていました。

　※写真下：湯梨浜町の「ふれあい・いきいきサロン交流会」(ハワイアロハホール)