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日野川を「写真する」        石丸なつ子さん

2018年8月25日

 日野川の源流と流域を守る会(会長・豊島良太鳥取大学長)は8月25日、日野川流域で写真塾を開きました。講師は鳥取県写真家連盟運営委員の石丸なつ子さん。11人が参加し、「写真する」心と技を学びました。
 日野川写真塾は日野川の魅力と恵みを多くの人に知ってもらうため、3年前から開いているもので、植田正治写真美術館講師でもある石丸さんが指導しています。今回は日野川河口からスタートし、伯耆町の写真美術館や鬼守橋、江府町の旧江尾発電所、日野町の根雨宿などを回り、日野振興センターでこの日撮った写真を大画面に映し出しながら合評しました。
 日野川河口では一直線に伸びる堤防道路を使って遠景の山々の切り取り方や横写真にして広い川幅の表し方、写真美術館では広々とした階段や庭などを使ったポーズ写真や大山の撮り方なども学びました。
 石丸さんによると、写真は自分のモノの見方を伝える手段なので、伝えたいモノやコトは何かを明確にすることだといいます。そのためには、いらないものを省いて画面を単純化させ、例えば日野川の光、水の美しさ、環境のすばらしさなどを撮ります。風景には小さくてもよいから人やネコなどを入れると温かみが出てくるとアドバイス。ただし、写真の出来栄えはピント合わせとプリント次第と念を押していました。
 日野川の源流と流域を守る会は日野川流域の自然や里山の風景、人々の暮らしぶりや文化などを伝える写真コンテストを続けており、今年は9月末まで公募し、来年2月には入選作を決め、写真展やPR冊子などに活用することにしています。
 
 ※写真上:石丸なつ子さん

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