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合点! 大山の昆虫たち      清末忠人さん

2018年8月05日

 境港市の夢みなとタワーで開催中の「カブト・クワガタふれあい遊園地」に合わせて8月5日、夏休み自然教室「大山の自然と昆虫たち」が開かれ、自然に親しむ会の清末忠人会長がカブトムシの飼い方などを指導しました。新日本海新聞社、鳥取県社会福祉協議会などの共催。
 清末さんは大山開山1300年祭の協賛イベント・ふれあい遊園地に協力して、60年余りにわたって大山周辺で集めたカブトムシやクワガタ、セミやチョウ、トンボなど200種類を超す昆虫の標本を展示しました。
 自然教室には10組余りの家族が参加。清末さんの案内で標本をのぞき込んだり、遊園地内に設けられたカブトムシとの力比べやクイズなどに挑戦しました。カブトムシは自分より20倍も重いものを引っ張る力があるそうで、子どもたちはカブトムシのロボット相手に綱引きを楽しみました。
 清末さんによると、カブトムシやクワガタのオスには角やのこぎりがあり、ライバルと戦うための武器だそうです。その戦い方は、カブトムシは相手の体の下に角を差し込み、はね上げる「すくい投げ」が得意。クワガタは4つに組んで譲らず、折を見て大あごを相手の足の間に差し込んで、投げ飛ばしたり、つり出したりしているそうです。
 教室は夢みなとシアターに会場を移して、映像を見ながらカブトムシの飼い方を学びました。それによると、大きな水槽に畑の土を5-10cm、その上に腐葉土を10-15cm乗せ、オスとメス2匹を入れてやります。エサは4つ切りのリンゴがベスト、スイカは体がべとついてよくないそうです。木の枝も入れてやりましょう。そうすると、畑の土の中で卵や幼虫は育ち、夏になると羽化します。年間を通してカブトムシが楽しめ、それを記録にまとめることで、見事な自由研究になりますと勧めていました。

 ※写真上:清末忠人さん

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