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映画って、ええもんですね         清水増夫さん

2017年10月31日

 岩美町の介護老人福祉施設・岩井あすなろで鳥取コミュニティシネマ(清水増夫代表)の出前映画会があり、名作映画「二十四の瞳」を楽しみました。
 鳥取コミュニティシネマは県東部の高齢者施設を対象にボランティアで出前映画会を行っており、平成29年度は岩井あすなろを皮切りに鳥取なごみ苑、智頭心和苑の3カ所で上映を予定しています。
 岩井あすなろでは松竹映画「二十四の瞳」(木下恵介監督、高峰秀子主演、昭和29年作)を上映。デイサービスの利用者約40人(平均年齢80歳代)が鑑賞しました。施設長の吉岡篤志さんは「若いころを思い出していただけるよう、この映画を選びました」
 映画はモノクロながら、映像、音声はデジタル処理されてクリア。スクリーンも120インチと大型。そのスクリーンには瀬戸内や小豆島の美しい景色が映し出される一方、戦争に突き進む暗い世相のなかで先生と子どもたちの心のドラマが展開し、利用者は食い入るように見入っていました。また、映画のオープニングから、「仰げば尊し」「ふるさと」「七つの子」「埴生の宿」など童謡唱歌が連続し、懐かしいメロディに口ずさむ人も。網代から通っているおばあさんは「映画って、ほんにええもんですな」と喜んでいました。
 鳥取コミュニティシネマは平成30年度も出前映画会を実施することにしており、「ご希望の施設は早めに手を挙げて」と呼びかけています。

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