とっとりいきいきシニアバンク「生涯現役」
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がんばりましたシニアパワー     鳥取県民総合福祉大会

2017年9月01日

 福祉の心を広げる鳥取県民総合福祉大会が倉吉市の倉吉未来中心であり、民生委員制度創設100周年を祝うとともに、福祉活動でがんばった27団体256人が表彰されました。大会には1500人が参加。鳥取県の人材銀行・とっとりいきいきシニアバンク「生涯現役」のメンバー6人もステージや体験コーナーでパワー全開、がんばりました。その模様をお伝えします。
 
 ステージでは澤田勝さんがサックス歌謡ショーを繰り広げました。黒のチョッキに黒のパナマ帽、ダンディーないでたちで「二人酒」「なみだ恋」「長崎は今日も雨だった」「糸」「お岩木山」の5曲を演奏しました。曲が終わるたびに大きな拍手、「かっこいいー!」の掛け声も。最前列で聴いていた以後樹子さん(あすなろ福祉会)は「アレンジされた糸が良かった。結婚式で聴きたいです」と感激の様子でした。

 体験コーナーでは福田典高さんの似顔絵、高塚俊蔵さんの切り絵、森本せつさんのステンシルアート、藤井正幸さんのマジックショー、玉木正枝さんのニュースポーツ紹介があり、どのブースも人であふれました。
 福田さんは長年、週刊誌でイラストを担当し、描いた人物は俳優など3000人以上。いまでも裁判所の公判イラストを頼まれることがあるといいます。鳥取市の学校アトリエで絵画教室を開くかたわら、カラオケも楽しむ芸達者。この日も手際よく何人もの似顔絵をこなし、「女性は目をパッチリ描けば喜ばれるので、描きやすい」そうです。
 高塚さんはなかなかの猛者。定年退職後、自転車で北半球を回り、2008年には日本一周も。いまでもフルマラソンに挑戦中で、こんどの大阪マラソンが31回目の出場になるとか。切り絵を始めたのも退職後。琴浦町・神崎神社の龍はじめ、豪華列車「瑞風」、在りし日の「米子城」などの自作を展示するとともに、切り絵指導しました。
 森本さんは奈良県出身。「鳥取県の海が気に入って湯梨浜町に引っ越してきた」そうで、35年余り続けてきた型染めのステンシルアートが特技。人づてに生徒さんや仲間が集まり、あちこちで教室開催中。この日は「私だけのマイバックづくり」を体験指導。あっという間に展示作品が売り切れる人気でした。
 藤井さんも60の手習いでマジックを始め、いまでは倉吉打吹まつりのコンテストで上位入賞する腕前。この日は客席から至近距離のステージで、得意のロープ、ハンカチ、ハトだしなどを早業披露。併せて手品の種明かし、手ほどき指導付きでロープを販売し、たくさんの観客が「子や孫の土産にする」と買い求めていました。
 玉木さんは長年、北栄町や倉吉市で福祉レクリエーションワーカーとして介護予防の仕事をしてきました。笑顔とレクリエーションと頭の体操が、元気で前向きに暮らす秘訣だそうで、この日も最高の笑顔でレクリエーション指導。来場のご婦人たちは布袋を傾斜板の穴に投げ入れるアメリカ生まれのニュースポーツ「バッコー」などに童心に帰って挑戦していました。

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