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笑いと拍手が芸の励み   南京玉すだれ山陰保存会

2017年9月03日

 米子市の新山自治会敬老会があり、南京玉すだれ山陰保存会がゲスト出演。会場はお年寄りの元気な笑い声に包まれました。
 新山自治会(脇坂喜啓会長)は成実校区で島根県境の田園集落。ことしの敬老会の対象者(77歳以上)は38人、うち17人が参加しました。「シニアバンクにお世話になり、去年の落語に続いて南京玉すだれをお招きしました。笑って長生きしましょう」と開会のあいさつ。
 出演したのは山陰保存会の生田兵衛代表と準師範の井上輝弥(あきみ)さん。広島市から師匠の4代目芝辻しゅんさん(本名・矢吹俊、南部町出身)も駆けつけました。手品、皿回しに加えて、元祖南京玉すだれの紹介も。
 芝辻師匠によると、南京玉すだれは富山・五箇村の人たちが踊りながら薬や竹を売り歩いたのが始まりで、江戸時代になって舞台芸となり、今では無形文化財にもなっているといいます。南京とは「南京無双玉すだれ」からきており、外国にはない日本のオリジナル芸という意味のようです。
 そんな解説を聞きながら、参加者は「アさて、アさて、さては南京玉すだれ・・・」と口ずさみながら、浦島太郎のつりざおや阿弥陀如来の後光などに挑戦していました。

 ※写真上:生田代表と井上さん
  写真下:南京玉すだれ(右から生田さん、芝辻師匠、井上さん)

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