とっとりいきいきシニアバンク「生涯現役」
0857-59-6336
お問合せ お気に入り

HOME活動紹介

紙芝居で伝える お地蔵さまのおかげ   吉島潤承さん

2017年8月22日

 米子市皆生の軽費老人ホーム福原荘で大山寺圓流院館長・吉島潤承(よしじまじゅんしょう)さんの紙芝居イベント「大山のお地蔵さまと牛馬市」がありました。福原荘の生涯学習「福福人生大学」に招かれたもので、近所のお年寄りも加わって約30人が日本遺産の大山の歴史とお地蔵さまのおかげを学びました。
 紙芝居は「お地蔵さまの話」「牛馬市とお地蔵さん」の二本立て。吉島さんが法華経や大山寺縁起などをもとに物語をつくり、薄井恵子さん(境港市)と菊田美恵子さん(安来市)が絵をつけました。日本遺産になった大山を広く知ってもらうため、平成28年暮れに完成したもので、これまでに幼稚園や小学校などで公演し、4000人近くが鑑賞したといいます。
 吉島さんは「大山開山1300年」をPRするたすき姿で登場。大山「みるくの里」製のあめを観客に配り、拍子木を打ち鳴らして「始まり始まり」。お地蔵さまはどこからいらっしゃったのか、全国津々浦々にいらっしゃるお地蔵さまは何をしてくれるのか、大山に日本最大の牛馬市ができたのはなぜか―などを分かりやすく説いていきました。「お地蔵さまを見たら、手を合わせ、お祈りするだけで、極楽に導いていただけます」という話に、だれもうれしそうでした。
 この紙芝居は「大山日本遺産物語」という絵本になり、10月1日に出版され、全国販売されます。詳しくは米子市の東京印刷出版事業部へ(電話0859-29-2311)。

※写真上:お地蔵さんの紙芝居をする吉島潤承さん
 写真下:福福人生大学の様子

一覧に戻る