とっとりいきいきシニアバンク「生涯現役」
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大山の森は不思議がいっぱい        清末忠人さん、鷲見寛幸さん

2017年8月19日

 伯耆国「大山開山1300年祭」実行委員会、新日本海新聞社、鳥取県社会福祉協議会・とっとりいきいきシニアバンク「生涯現役」共催の大山講座・自然体験編が大山町赤松の「森の国」であり、16家族約50人が清末忠人さん(鳥取自然に親しむ会会長)と鷲見寛幸さん(大山町教育長)から森の不思議を学び、楽しい夏休みをすごしました。
 県内各地から参加があり、なかには県外の孫を連れてきたというおじいさんも。参加者は昆虫コース、大山コースの2班に分かれて森林探検に出かけ、笹舟をつくったり、クズの葉をたたいて音を競ったり、昆虫を捕まえてはそれぞれの生態を聞いたりしました。
 このうち、昆虫コースを歩いたグループはショウリョウバッタ、タマムシ、カブトムシ、ユーレイグモ、アリ、アゲハモドキ、カメムシなどに次々遭遇。清末さんから「ショウリョウバッタのメスはオスより大きいが、機を織るのはオス」「カブトムシの脚の引っ張る力は体重の11倍」「ナナカマドなどの幹を行き交うアリは葉っぱから出てくる蜜を運んでいるが、お尻で匂いをつけながら、そのルートを仲間に教えて列を作っている」などの話を聞き、ルーペで昆虫の卵や模様などを観察していました。
 およそ1時間半、森歩きをした後、「森の国」のスタッフの指導で飯ごう炊飯とカレーづくりに挑戦。大山町御来屋の永井音羽ちゃん(名和小1年)は「森歩きも面白かったが、野菜を切ってカレーづくりをしたのが楽しかった」と満足そうでした。
 

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