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ドジョウのおなら?        清末 忠人さん

2017年8月10日

 鳥取市の東郷公民館は鳥取自然に親しむ会会長の清末忠人さんを講師に招いて、夏休み子どもわくわく探検「夏の水辺の生き物観察会」を開きました。東郷小の12人が参加し、地元の自然の豊かさを学びました。地区内の放課後子ども教室のボランティアのみなさんも参加、支援しました。
 生き物を採取したのは鳥取市本高の用水路。子どもたちが網を入れて泥をすくうと、わずか30分ほどでメダカ、エビ、ドジョウ、ザリガニなど8種類の生き物が見つかりました。「絶滅危惧種に指定されているメダカがたくさん取れるのは、自然豊かな証拠です」と清末さん。
 地区の集会所に持ち帰って観察会があり、試験官にメダカやエビなどを移して、それぞれの姿やオス・メスの違いを見比べて、スケッチしました。大きなエビを描いた端崎璃々羽ちゃん(2年生)は「エビ2匹捕まえて、楽しかったです」
 「アメリカ人は食用ガエルが大好き。そのえさにするため、アメリカからザリガニが輸入され、養殖された。しかし、戦争で食べなくなると、ザリガニが全国に広まっていきました」「魚にはいろんな型があるが、口の位置を見ると、どんなところに住んでいるかわかります。魚を料理する時は、親子で観察してみましょう」「ドジョウがおならをして、おしりから泡を吹きだすと、水が汚れてきたというサインです」など、清末さんの飽きさせない解説が続き、子どもたちは楽しい思い出をたくさんつくりました。

※写真上:清末忠人さん
 写真下:いっぱいいるぞ!(鳥取市本高)

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