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P・P・Kで、いきましょう       篠原 正明さん

2017年6月20日

大山町・名和公民館の「ことぶき学級」は町内の保健福祉センターなわで、「自分の体は自分で守ろう」とマッサージ教室を開きました。講師は医学博士で鍼灸師の篠原正明さん。「老化はだれにもやってくるが、ピンピンコロリでいきましょう」と呼びかけました。
 名和のことぶき学級は130人。マッサージ教室には76人が参加しました。篠原さんは骨や筋肉など体のしくみを説明したうえで、だれでもできるマッサージ法を指導しました。
 篠原さんは細胞数が減るなど、だれにも老化はやってくると説き、「体は反応が鈍くなり、血圧は上がり、臓器や運動機能は低下し、回復も遅くなる―など、人間にとって老化は何一ついいことはない」「生活するうえで、注意しなければならないのは肩・腰・ヒザ・手足のしびれや痛みなどの障がい。その予防には有酸素運動、とくに歩くことがお勧め」などと説明。
 ピンピンコロリ(P・P・.K)でいくために、①バランスのとれた食事、筋肉のもとになる肉などのたんぱく質の摂取②自分に合った適度な運動と休養(睡眠)③健康への積極的な意欲④精神の安定と趣味の充実(ストレス解消)―などの心がけが大切と呼びかけました。
 体全体のマッサージはイスに座っていてもできると実演し、ふろなどでタオルを使って背中を洗うことも肩の運動になると紹介。会場からは「ふくらはぎがしびれるが、どうすればよいか」「坐骨神経通を和らげる効果的な運動は」などの質問も出ていました。

写真上:篠原正明さん
写真下:自分でできるマッサージ(名和ことぶき学級のみなさん)

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